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HAWAIIAN GRAFFITI |
ワールドレコードフィッシュ |
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●クロカジキ |
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1993
ハワイ・インターナショナル
プロアマ・ビルフィッシュ・トーナメントで1166ポンドの
パシフィック・ブルー・マーリン!
50ポンドテストラインクラスのIGFA世界記録を更新!
またしても記録はコナで塗り替えられた。1986年のHIBTのフィナーレを飾った1062ポンド8オンスのパシフィック・ブルー・マーリンが50Lクラスの世界記録となってからすでに8年が経つが、その記録がまたもコナのトーナメントで破られたのである。しかも、再びトーナメントの最終日にである。<br>
1166ポンドのパシフィック・ブルー・マーリンがキャッチされたのは、ハワイ・インターナショナル・プロアマ・ビルフィッシュ・トーナメントの最終日。アングラーはカリフォルニアから参加した「バルボア・アングリング・クラブ」のレイ・ホークス。ラインはなんと50ポンドテストラインである。<br>
この巨大なグランダーがウェイインに持ち込まれたのは、4時のストップコールから2時間後のこと。ピアーではすでに優勝を確信したタヒチの「ハウラ・クラブ」がバルボアチームの帰港を待ちかねていたが、吊り上げられたマーリンは余りにも大き過ぎた。結局、優勝は最後にこのビッグフィッシュを持ち込んだバルボアチームの手に渡り、同時に8年前にHIBTで作られた50ポンドの世界記録も塗り替えられたのである。<br>
「記録は破られるためにある」というが、それにしても、HIBTの最終日に達成された50ポンドラインの世界記録が、再びコナのプロアマの最終日で破られたわけである。どこか海の不思議さを感じてしまう話である。この1166ポンドの記録もまた、いつの日か再びコナで破られるのだろうか……。
SPECIES:Pacific Blue Marlin
WEIGHT:1166Lb
DATE:Aug 19, 1993
PLACE:Kona, Hawaii
BOAT:Sea Strike
CAPT:Dale Leverone
ANGLER:Rey Horks
LINE:50Lb |
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1993
ポルトガルで
推定1635ポンド(741kg)のグランダー!!
IGFA非公認ながら、大西洋でロッド&リールによって
キャッチされたグランダーとしては30本目!
推定1635ポンドのグランダーがキャッチされたのはポルトガルのアルガーブ沖、1993年7月25日のこと。アングラーはイギリスから来たマイケル・ダラス氏。チャーターボートは「PASCASSO」(キャプテン:リック・フラー)であった。ダラス氏はこれが初めてのビルフィッシングであったが、2時間のファイトタイム(130ポンドタックル使用)で無事ランディングに成功した。
ところが、帰港したものの、マリーナには1000ポンドまでのスケールしかなく、頭を地面につけた段階ですでに1000ポンドをオーバーしていたという。全長は14ft 6in(4m40cm)、体長142in(3m60cm)、胴回り8ft(2m43cm)であり、「体長×胴回りの2乗÷800」という計算式によって1635ポンドという推定重量が算出された。
また、魚種については、写真が不足しているために現在のところ正式な同定は行なわれていないが、キャプテンのリック・フラー氏は胸ビレからブラックマーリンと判断している。ブラック・マーリンの分布域は太平洋およびインド洋の熱帯・亜熱帯海域とされており、時に喜望峰を回って象牙海岸まで大西洋を北上する個体も確認されているが、ポルトガル沖で捕獲された例は珍しい。したがって、もしもブラックマーリンであれば、大西洋でキャッチされた初めての1000ポンドオーバーブラックとなる。
何にしても、正確な検量が行なわれなかったのは残念である。
(※(株)八点鐘編集部ではわずかな写真から同魚をアトランティック・ブルーマーリンと推定)
SPECIES:Atrantic Blue Marlin
WEIGHT:1635Lb
DATE:July 25, 1993
PLACE:Argurb, Portugal
BOAT:PASCASSO
CAPT:Ric Flahh
ANGLER:Michael Darass
LINE:130Lb
TIME:2 hours |
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1993
トーナメントでキャッチされたマーリンとしては
最大の1199.2ポンド!
各国からアングラーが参加する国際規模のビルフィッシュ・トーナメントは世界中で数多く開催されているものの、過去に1000ポンドオーバーがキャッチされているトーナメントはごくわずかだ。そのような中にあって、国際規模のトーナメント期間中にキャッチされたビルフィッシュとしては最大級の1199.2ポンド(パシフィック・ブルー・マーリン)が、1993年10月にマウイ島で開催された『第17回ラハイナ・ジャックポット・フィッシング・トーナメント』で記録された。
キャッチしたのは、ハワイ島コナの「ショータイム」チャーターボートチームのアングラー、ダグ・ジョージェンスン。ファイトタイムは2時間半であった。
「ショータイム」チームがキャッチした1199.2ポンドのパシフィック・ブルー・マーリンは、ハワイのトーナメント史上最大というばかりでなく、世界中の国際規模のトーナメント史上においても確認されているものとしては最大。これまでは、1993年の7月4日にバハマのトーナメントで釣られた1195ポンド(アトランティック・ブルー・マーリン)が最大であり、ハワイのトーナメント史上でも1993年8月14日にコナでキャッチされた1166ポンド(パシフィック・ブルー・マーリン)が最大であった。
「ショータイム」チームのスキッパーは、30年のキャリアを持つベテランのボブ・ビーン。彼はトーナメントに備えて状況をシミュレーションし、1カ月半も前に釣り場を決めていたという。具体的には、マウイの南に位置するカホーラウェ島の南の海域。ショートで流していたルアーにモンスターがストライクしたのは、スタートフィッシングから5時間後だった。
『ラハイナ・ジャックポット・フィッシング・トーナメント』は、ハワイで開催されるトーナメントとしては最大規模。1993年度は計164チームが参加した。「ショータイム」チームは優勝賞金2万5000ドルを獲得した。
SPECIES:Pacific Blue Marlin
WEIGHT:1199.2Lb
DATE:Oct, 1993
PLACE:Maui, Hawaii
BOAT:Show Time
CAPT:Bob Bean
ANGLER:Dagu Joejenson
TIME:2 hours and half |
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●シロカジキ |
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●日本で記録された巨大クロカジキ |
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