●胴回りと体長(下顎叉長)から推定するための簡易表
ベテランのビルフィッシャーなら、釣られたカジキを一瞥するだけで、ほぼ正確な重量を言い当てることができる。
ただしビギナーが船上で、ファーストマーリンを興奮冷めやらぬ頭で、冷静にその重量を査定するのは至難の技である。結果、「0−0−1、推定?kg」と報告したその重量が、いざ検量の段となって大きく外れることもままあるものだ。そこでここでは、『量り』の無い船上でも大きく逸脱することの無い推定重量を割り出すための簡易表を紹介する。尤もこの表も、おでぶちゃんカジキや、極端な胃内容物の如何によってかなりの誤差があることも事実。ただし、今後、釣り上げたカジキの胴回りと体長、そして正確な検量後の重量データを多く集めることで、より正確な簡易表の作成が可能となる。もしもご自身で釣られたカジキの●胴回り●体長●重量の三点セットをきちんとファイリングされておられるビルフィシャーがおられれば、是非ともそのデータを当サイト(aki@sport-anglers.com)までお知らせ願いたいものである。 |