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HOME CHASE スポーツアングラーの用語集
 
スポーツアングラーの用語集
 

 

アングラー Angler

個人的消費、楽しみ、挑戦、レジャーのために、趣味的な装備を使用して魚を釣ろうとする人。釣りに際しては、何らかのタイプの竿を使うが、それにはリールを併用することが多い。竿(もしくはリール)にはラインとフック、もしくはルアーを接続して使う。その特徴は、魚が力を振り絞れば逃げられるだけの可能性を残した、フェアでスポーツマン的な方法を適用することである。「アングラー」という言葉は性別が関係なく適用でき、「スポーツフィッシャーマン」と同義。より一般的な「フィッシャーマン」と同じ意味で使われることもある。定義的に後者は漁業者を含む広いものであるが、限定的に使用した場合にはレクリエーションとして釣りをする人を指すこともできる。

 
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アングリング Angling

個人的消費、楽しみ、挑戦、レジャーのために、趣味的な装備を使用して魚を釣ろうとすること。釣りに際しては、何らかのタイプの竿を使うが、それにはリールを併用することが多い。竿(もしくはリール)にはラインとフック、もしくはルアーを接続して使う。その特徴は、魚が力を振り絞れば逃げられるだけの可能性を残した、フェアでスポーツマン的な方法を適用することである。
アングリングは、スポーツフィッシングと同義で使用される。単に「フィッシング」といった場合には、漁業と趣味の釣りを合わせた広い行為を指すが、限定的に使用した場合にはレクリエーションとしての釣りを意味する。「アングリング」と「フィッシング(これは漁業およびレクリエーション的釣りの両方を含む)」の差は、その用具、フェアな方法論、そしてスポーツマンシップの有無である。アングリングに使用する道具は、魚が捕獲されるのを回避する可能性をある程度残していることが特徴。したがって、巻き網は「アングリング」ではなく「フィッシング」の道具である。また、フェアプレイの要素が入っていない方法はアングリングとはみなされない。アングリングにおいて、魚をキープするのは個人的消費のみであり、販売は行わない。ただし、スポーツ的な方法で釣り上げた海水魚を販売することが許されている場合もある。
スポーツとは、スポーツ的道具とは、という定義は個人的解釈の面が大きく、多様な装備、状況を包含する。アングラー間でも、実際のどのような戦略、タックル、テクニックが「スポーツ的」であり、どこからが「非スポーツ的」なのかという意見は食い違う。結局、これは個人的解釈と倫理的基準に依るところが大きく、厳密な定義は不可能な議論と言えるだろう。

 
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コマーシャル・フィッシャーマン(漁業者) Commercial Fisherman

販売目的で魚貝類を採取する人。方法論を問わず、漁獲した物を販売する人を含む。漁業者といえば、通常は多数の水揚げを目論んだ網などの漁具を使用する人を想像するが、定義上は竿やリールを使って1尾ずつ魚を釣り上げ、それを販売する人も含む。漁業者とスポーツフィッシャーマン(アングラー)は、その方法論と釣り上げた魚の取り扱いによって通常は区別できる。しかし海においては、ロッドとリールを使っている限りにおいてはアングラーと定義できる人が、水揚げを販売することが許されている場合もあるので、境界線はあいまいになってくる。さらに、「スポーツ的」ではない用具を使って個人的消費のためだけに魚を捕獲する人もいて、彼らは漁業者やアングラーではないが、販売を前提としないという点において、レクリエーション的な漁業者ということができる。

 
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水産業 Commercial Fishery

販売目的で魚や貝を捕獲し、販売するすべてのプロセス。それには、漁業資源、漁業者、および漁獲、処理、販売に直接・間接的に関連する産業を含む。

 
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フィッシャーマン Fisherman

魚を捕獲する、あるいは捕獲しようとする人。「フィッシャーマン」と単純に言った場合は、その目的が商業もしくはレクリエーションかの区別は意識されず、またその方法、テクニック、用具も問われない。時として「アングラー」「スポーツフィッシャーマン」という用語は「フィッシャーマン」と同義で使われるが、原則として前の2つはレクリエーションとしての釣りを目的とするもので、その用具もスポーツ的である。従って、海に網を張って魚を取る人、川で置きバリを仕掛ける人のどちらもフィッシャーマンではある。前者は漁業者であり、後者はレクリエーションを行う人であるが、どちらもアングラーもしくはスポーツフィッシャーマンとは言えない。ただし、ロッドとリールを使って個人消費用に魚を釣る人は、「アングラー」「スポーツフィッシャーマン」「フィッシャーマン」のいずれにも当てはまる場合がある。
「フィッシャーマン」の語形は男性を暗示するが、実際上、水産行政、釣具業界、船舶・船外機業界では女性をもその対象として使用されている。この本においては、「アングラー」を優先して使用しているが、広く受け入れられている「フィッシャーマン」という単語も時折登場する。「フィッシャーマン」のジェンダーレスな(かつ古い)言い方である「フィッシャー」も、漁業もしくはレクリエーションとしての釣りに従事する個人を示すことがある。

 
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フィッシャリー(水産業、漁場) Fishery

生物学的見地から言えば、魚の1種もしくは複数種を捕獲することに関連のある、あらゆる活動を指す。また、魚の捕獲される場所。一般的な用法では、レクリエーションもしくは商業を対象とする解禁時期も指す。例えば、「コーホサーモンのフィッシャリーは、遡上が確認されるまでは始まらない」という具合に使用される。複数形でフィッシャリーズと言っても同義。

 
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フィッシング Fishing

魚を捕獲する、あるいは捕獲しようとする行為。「フィッシング」と単純に言った場合は、その目的が商業もしくはレクリエーションかの区別は意識されず、またその方法、テクニック、用具も問われない。時として「アングリング」「スポーツフィッシング」という用語は「フィッシング」と同義で使われるが、原則として前の2つはレクリエーションとしての釣りを目的とするもので、その用具もスポーツ的である。従って、海に網を張って魚を取る人、川で置きバリを仕掛ける人のどちらもフィッシングを行っているとは言える。前者はコマーシャル・フィッシングであり、後者はレクリエーショナル・フィッシングであるが、どちらもアングリングもしくはスポーツフィッシングを行っているとは言えない。ただし、ロッドとリールを使って個人消費用に魚を釣る行為は、「アングリング」「スポーツフィッシング」「フィッシング」のいずれにも当てはまる場合がある。

 
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レクリエーショナル・フィッシャーマン Recreational Fisherman

個人的消費、楽しみ、挑戦、レジャーのために魚貝類を採取する人。広義では、海で採取した魚介類を販売しない非漁業者で、大規模な捕獲法、道具を使用しない限り、その漁法自体は定義とかかわりがない。ただし、淡水において、竿とリールを使わないで魚を捕獲する非漁業者を指す場合もある。
米国商務省の定義に立脚して厳密にいえば、釣り/漁獲行為がレクリエーションと言えるのは「その第一義的な動機が楽しみ、リラクゼーション、もしくは家庭での消費である場合」としている。また、全米海洋漁業サービスによれば、海でのレクリエーション的釣り/漁獲行為の定義とは「捕獲した魚の一部、もしくは全部の販売、交換を行わない漁獲行為」である。
レクリエーショナル・フィッシャーマンという用語は、水産資源管理官が包括的に使うもので、漁業者を非漁業者と線引きするためのものである。しかし、スポーツフィッシング界においては、原則的に竿とリールを用い、大量漁獲のための手段方法に訴えない「アングラー」「スポーツフィッシャーマン」と「レクリエーショナル・フィッシャーマン」は分けて考えられている。水中銃を使って魚を捕獲するダイバーはアングラーではないが、レクリエーショナル・フィッシャーマンとは言える。家で食べるために大きな熊手を使ってハマグリを捕る人は、水産資源管理官にとってはレクリエーショナル・フィッシャーマンと定義されるが、彼はアングラーではない。淡水で置きバリや延縄を使って魚を捕る人も同様である。
ただし、定義が難しいのは、ロッドとリールを使って釣りをし、レクリエーショナル・フィッシャーマンを自認する人たちが、発生するコストの相殺を目的として、州の法律が許す範囲内で漁獲の一部を卸している場合(とくにシイラとマグロ類)である。アングラー間では、自称レクリエーショナル・フィッシャーマンが水揚げを市場に卸す行為の是非が問われており、とくに漁業と釣りの利害関係が対立している場合は微妙な問題を生んでいる。

 
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レクリエーショナル・フィッシャリー(レクリエーション的水産業) Recreational Fishery

主に海釣りで用いられる用語で、漁獲した魚はリリースするか個人の消費専用で販売を行わないという前提で、非商業的に漁獲する方法の全側面を含むもの。水産資源、資源を利用する人、品物やサービスを提供するビジネスなどを含む。

 
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スポーツフィッシュ Sportfish

広義では、レクリエーショナル・アングラーがスポーツ的道具を用いて追いかける淡水・海水魚。「ゲームフィッシュ」と同義で使われる場合もあるが、厳密には若干定義が異なる。スポーツフィッシュは、狭義ではそのサイズ、力強さ、ねばり強さ、捕食方法、ジャンプ力などでアングラーによってとくに好まれる種類に限定され、それなりの楽しさや食べ物としての価値からアングラーに人気はあって、第一級の対象とは認められない魚は除外して考える場合がある。確かに、一部の魚は華やかなファイトを見せ、あるいは強い引きをしているが、対象としての価値はあくまで釣り人の主観である。コイを例に挙げると、一部の釣り人からはその難しさで熱狂的な支持を得ているが、他の人たちからは、その引きの強さにもかかわらず軽蔑される対象である。

 
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スポーツフィッシャーマン Sportfisherman

(1) 個人的消費、楽しみ、挑戦、レジャーのために、趣味的な装備を使用して魚を釣ろうとする人。釣りに際しては、何らかのタイプの竿を使うが、それにはリールを併用することが多い。竿(もしくはリール)にはラインとフック、もしくはルアーを接続して使う。その特徴は、魚が力を振り絞れば逃げられるだけの可能性を残した、フェアでスポーツマン的な方法を適用することである。
スポーツフィッシャーマンは、アングラーと同義で使用される。単に「フィッシャーマン」といった場合には、漁業と趣味の釣りを合わせた広い行為を指すが、前述の2語はより限定的で、スポーツ的な用具を使用した趣味の釣りという意味ではまったく同じである。が、限定的に使用した場合にはレクリエーションとしての釣りを指す。
「スポーツフィッシャーマン」の語形は男性を暗示するが、実際上、水産行政、釣具業界、船舶・船外機業界では女性をもその対象として使用されている。この用語は、きわめて日常的であるが、「フィッシャーマン」のジェンダーレスな(かつ古い)言い方である「フィッシャー」も、漁業もしくはレクリエーションとしての釣りに従事する個人を示すことがある。
(2) スポーツフィッシング・ボートもしくはオフショアボートとも呼ばれ、通常は35フィート以上の大型ボートで、ビッグゲーム・フィッシング用の装備を持ち、回遊魚を求めて外洋を遠距離航行できるもの。この種のボートは、スポーツフィッシングのニーズに合わせたアクセサリ類と室内レイアウトを備えてデザインされており、沿岸はもちろん海岸から遠く離れた外洋や五大湖のような巨大な湖を釣ることができるようになっている。

 
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スポーツフィッシャリー Sportfishery

漁獲した魚はリリースするか個人の消費専用で販売を行わないという前提で、非商業的に漁獲する方法の全側面を含むもの。水産資源、アングラー、品物やサービスを提供するビジネスなどを含む。

 
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スポーツフィッシング Sportfishing

個人的消費、楽しみ、挑戦、レジャーのために、趣味的な装備を使用して魚を釣ろうとすること。釣りに際しては、何らかのタイプの竿を使うが、それにはリールを併用することが多い。竿(もしくはリール)にはラインとフック、もしくはルアーを接続して使う。その特徴は、魚が力を振り絞れば逃げられるだけの可能性を残した、フェアでスポーツマン的な方法を適用することである。
スポーツフィッシングは、広くはアングリングと同義で使用されるが、前者は主に海の釣りに限ることが多く、とくにビッグゲーム・フィッシング用の装備を持ったスポーツフィッシャーマンと呼ばれるボートを使用したオフショアの釣りを指す。
「スポーツフィッシング」は「フィッシング」よりも限定的であるが、スポーツ的な用具の使用を前提とした場合は同じ行為を指すことになる。
スポーツフィッシングと「フィッシング(これは漁業およびレクリエーション的釣り/捕獲の両方を含む)」の差は、その用具、フェアな方法論、そしてスポーツマンシップの有無である。スポーツフィッシングにおいて、魚をキープするのは個人的消費のみであり、販売は行わない。ただし、スポーツ的な方法で釣り上げた海水魚を販売することが許されている場合もある。
スポーツとは、スポーツ的道具とは、という定義は個人的解釈の面が大きく、多様な装備、状況を包含する。アングラー間でも、実際のどのような戦略、タックル、テクニックが「スポーツ的」であり、どこからが「非スポーツ的」なのかという意見は食い違う。結局、これは個人的解釈と倫理的基準に依るところが大きく、厳密な定義は不可能な議論と言えるだろう。

 
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スポーツフィッシング・ボート Sportfishing Boat

アングリング用およびレクリエーション用ボート製造業者の間で「スポーツフィッシング・ボート」といえば、汎用あるいはクルージング用と対比する形で、インショア/オフショア、もしくは広大な淡水域での釣り用として使われる中型から大型のボートのことである。技術的に言えば、(クルージング用、ウォータースキー用もしくはランナバウトとして作られたものではなく)釣りとそれに関わるニーズを念頭に置いたアクセサリを搭載し、釣りに向いたインテリア・レイアウトを与えられたものならすべて「スポーツフィッシング・ボート」と言えないこともないのだが、一般的には沿岸地域および海岸から遠く離れた外洋や五大湖のような巨大な湖を釣ることができる能力を持ったボートを指す。
スポーツフィッシング・ボートはインショア用とオフショア用に大別できるが、共通する部分も多い。またエンジンの設置方式によって船内機、船外機、コンビネーションと区別され、インテリアのタイプ、ハル形状などによっても分類できる。

 
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オフショア・ボート Offshore Boats

現代的オフショアボートは、今までにないスピード、快適さ、フィッシング向けの装備を備えている。ハイテクなコア材の使用で重量は軽減され、高出力エンジンとあいまって巡航速度が上がっている。エンジン自体も、軽量化、高出力化されている。
近年女性のアングラー、ボーターが数を増すに従って、ボートビルダーも快適装備を備える必要性を認識してきた。釣りだけを念頭に置いていたかつてのボートは姿を消し、豪華な製品が現れ始めたのだ。釣りに関する装備も、販売競争が激しくなり、特徴付けをするために次々と追加されるようになった。かつてのオプションの多くが、現代では標準装備となっている。
購入できるボートのタイプも増えている。ボートショーの会場を歩いてみると、サイズ、ハルタイプ、素材、パワーのオプション、そして価格の多様さに目が回るような気持ちにさせられる。とはいえ、ボート市場の発展にかかわらず、スポーツフィッシング・ボートを購入する際の基本的な選択肢というのはあいかわらず存在する。
まず第1の選択肢は、パワーオプションである。船内機、船外機、あるいはその組み合わせだ。かつて、30フィート以上の船は船内機仕様であったが、現在はそうではない。信頼性が大幅に向上し、経済的になった現代の船外機は、35フィートまでのボートに搭載されるようになってきた。

 
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船外機モデル Outboard Models

船外機仕様のフィッシングボートは、いくつかの異なったタイプがある。センターコンソール・タイプはもっとも一般的で、その理由はあきらかだ。ステアリングが船体の真ん中にあるので、釣りのためのスペースに余裕があり、コックピットが広く、バウもオープンである。障害物に邪魔されることなく360度を活用して魚とファイトができるので、魚が入れがかりになった時などには重宝する。
また、後方に広いコックピット、前方に広いキャビンを持ったカディーキャビン・デザインを好む人もいる。カディーデザインは最低限の寝床が船内に確保されるので、船中泊も可能である。しかし、ほとんどの人はキャビンをロック可能なストレージ、あるいは荒天時の一時的なシェルターとして使っているのが現状だろう。タックルを大量に搭載している場合、ロック可能なストレージがあるのは重要で、遠隔地や見知らぬ土地で船を離れなければならない時でも安心だ。
第3のタイプは、センターコンソールとカディーデザインの特徴を併せ持ち、人気の高まってきているウォークアラウンド・タイプである。ウォークアラウンド・タイプは前方寄りにキャビンを持つが、センターコンソールのようにバウ付近にはスペースが与えられている。このスペースには、キャビンの横とガンウェールの間を通ってアクセスする。通路を造ったことでキャビンスペースは多少犠牲になるが、釣り、アンカリング、繋留、日光浴など多様な用途に使えるバウスペースは貴重である。
選択肢の中には、ハルのデザインも含まれる。オフショアボートは、モディファイドVもしくはディープVハルとなっていることが多い。モディファイドVハルはトランザムのデッドライズ(水平面に対する船底角度)が18度未満で、停泊時やトローリング時には安定性が高い傾向にある。しかし、荒れている時には海面を叩くことが多くなる。
ディープVハルはデッドライズが18度以上のもので、バウが鋭く水を切る構造である。ディープVハルはオフショアのレースサーキットから開発されたもので、フラットなハルよりも波切りが良く、荒れた海でも高速で走行できる。難点は、停泊時のローリングが大きいことだ(「テンダーである」と呼ばれる)。
ここまで述べてきた船底形状はモノハルである。しかし、船外機搭載のボートにおいてもっとも熱いトレンドは、カタマランの人気上昇であろう。キャッツとも呼ばれるカタマランタイプは、2つのハルをドックによって連結した形をしている。走行感はモノハルと大きく違うが、これはカタマランがプレーニングを前提としたハルでなく、中排水型のハルを使用しているからだ。ただし、2つのプレーニング型ハルを使用してボートを作っているビルダーも存在する。
いずれにせよ、カタマランは荒れた海でもスムーズな走行を可能にする。ツインハルは、モノハルに比べて前面抵抗が小さいので、波を叩くのではなく切り裂いて進む。カタマランのバウは、過度に敏感に反応するのではなく、波に沿ってゆるやかに上がる。この穏やかな挙動は、荒天時走行で、下から叩かれるのに飽きた人たちから好まれている。また、どのような速度でも水平の安定性が保たれるので、海が荒れてきた場合はスロットルを戻し、ゆっくりと走行することができる。それと比較し、モノハルのボートは荒れた海で低速走行するとプレーニングのオン/オフを繰り返し、安定しない。
ハルタイプを選定する場合には、エンジンのパワーも考慮に入れなければならない。ディープVハルは、モディファイドVハルよりも浸水部の表面積が大きいため、より大きなパワーを必要とする。また、プレーニングも若干しにくい。カタマランもまた、モディファイドVよりもパワーを要求する。かつてオフショアボートは、比較的出力の小さなエンジンでも走るよう、フラットな船底をしていた。1950年から60年代、ボートの速度は遅かったので、波切り性に優れたディープVハルは必要なかったのだ。
しかし、現在は違う。船外機(と船内機)は劇的な向上を遂げ、どのようなハルの船体でも問題なく推進できるようになったので、用途を踏まえたユーザーの好みで選べば良くなっているのだ。荒れた海を長距離走行するのであれば、ディープVもしくはカタマランが必要になるだろう。あまり荒天を前提としない、あるいはアンカリングしたりドリフトして釣ることが多い場合には、モディファイドVハルが最適だろう。
モノハル・デザインにおいて、強度がありうまくデザインされたオフショアボートは、波しぶきをかぶらないようにチャインを広く取ってあるべきだ。チャインとは、舷側と船底との境界線のことである。スポーツフィッシング・ボートのビルダーは、波しぶきがハルに沿って上がり乗船者にかからないよう、数インチ幅のチャインを設定し、しぶきをボートから遠くに飛ばすようすることが多い。また、角度を下向きに付けたリバース・チャイン・デザインを採用し、さらにしぶきを船から遠くに飛ばす設計のボートも多い。
ほとんどのオフショア用ハル(とくにディープVハル)は、高速時に船体の揚力を生じさせるため、リフティング・ストレーキを使用している。ストレーキとはハルの底に縦方向に成形された条列のことである。それに沿って流れる水流により揚力が生まれ、両側面に流れた水はチャインによって下向きに抑え込まれて飛ぶという仕組みだ。しかし、ストレーキの数が多すぎると接水面積が増し、速度は遅くなる。かつて、デザイナーがさまざまなデザインで試行錯誤した時代においては、ストレーキをハル全体に張ったものもあった。
もちろん、今日のボートデザイナーはコンピュータの恩恵を受けている。CAD(コンピュータアシスト・デザイン)システムにより、流体力学を細かく検討することができ、ハルは各々の用途に合ったものへと進化を見せてきた。さらに、コンピュータ化した製造システムにより、ボートビルダー(少なくとも大規模メーカー)は誤差の少ない組み立てができるようになり、信頼性も向上した。
とはいえ、いまだに多くのメーカーはそのようなコンピュータシステムを擁していないのが現状であり、昔ながらの方法でボートを作っている。これは必ずしも悪いことではないが、スポーツフィッシング・ボートを買うときには宿題をやっておき、そのボートがどのようにデザインされ、製造されたのか知っておく必要がある。
前にも述べたとおり、現代の船外機用ボートは、20年前と比べるとずっと進化している。サブコンソール・ヘッドコンパートメント、真水のシャワー、タックル保管用ロッカー、ライブウェルなどの装備は多くの製品で標準仕様とされている。わずか数年前でもオプション扱いとされていたものだ。また、釣り関連の仕様も拡大されてきている。
船外機仕様ボートにおいて、ロッドの保管は大きな問題だったが、現代の製品ではよく考えられたソリューションが採用されている。ライブウェルシステムは多くの製品に搭載され、仕様や大きさには多くのバラエティがある。どのようなライブベイトを使うにしても、ニーズに合ったボートが必ず見つかるだろう。
現代のスポーツフィッシング・ボートビルダーは、フィッシュボックスの問題にもついに取り組み始めた。大漁の場合、かつては持ち込んだ大型のクーラーに魚を詰め込むしかなく、貴重なデッキスペースが犠牲になっていた。しかし、いまではコックピットソールの下にビルトイン式のフィッシュボックスを設置したものが多い。ただし、そのボックスには船の外に設けた排水口に直接、もしくはメースレーターポンプ経由で接続されていることを確認すること。フィッシュボックスの排水がビルジに入るようになっているものもあるが、そのような設定は実用には耐えず、せっかくのフィッシュボックスもストレージ用コンパートメントとしてしか使えない。
船外機用スポーツフィッシング・ボートの現代的トレンドをもう1つ挙げるとすれば、トランザムの形状である。船外機用スポーツフィッシング・ボート業界の主流は、一体型トランザム・システム、もしくは「ユーロトランザム」と呼ばれるものに完全に移行している。このデザインは、トランザムウォールをコックピットとエンジンの間に配置し、エンジン用プラットフォームを作るものだ。ライブウェル、フィッシュボックス、シンク、リギング用トレーなどはこのトランザムウォールと一体化されることもあり、釣りの最中でもアクセスが容易なように配慮されている。
しかし、フラットなトランザムにエンジンブラケットをボルトオンすることを選ぶボートビルダーも残っている。この構造のトランザムスタイルの利点は、安全面である。フルトランザムはコックピットに波が入るのを防止し、パフォーマンスを向上させる。また、エンジンをより後方の高い位置に装着することで、水中の抵抗が小さくなり、ボートの速度が増す。重量配分も後方に寄るので、パフォーマンスの向上にもつながる。
とはいえ、ハードコアなアングラーの一部は、いまだに切り込みの入ったトランザムデザインを好み、スプラッシュウェルもしくはトランザムゲートを設置してその後ろにエンジンをボルトで固定する方法を選んでいる。彼らの主張によると、一体型トランザムシステムはエンジン位置が後方すぎて、エンジンをかわして魚とファイトすることが難しいのだという。ノッチの入ったトランザムであれば、エンジン近くまで歩いていき、スケグやプロペラにラインを当てないようにロッドを操作してファイトすることができるのだ。しかし、これも結局は個人の好みの問題と言えるだろう。
実際のところ、スポーツフィッシング・ボートの市場において、好みの問題は大きい。現代の船外機式スポーツフィッシング・ボートは、大きな燃料タンク、がっしりした構造、快適性装備を備え、そのスピード、操作性、比較的低いイニシャルコストにより、多くのオフショア・アングラーの選択肢となっている。今日のオフショア・トーナメントで船外機式スポーツフィッシング・ボートを多数見かけるようになったのは、そういった理由があるのだ。

 
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船内機モデル Inboard models

とはいえ、船内機ボートしか使えないといった状況も確かに存在する。そして、テクノロジーの進歩によって多くのオプションが提供されるようになった。船内機ボートは、エンジン技術の進歩、とくに高出力軽量ディーゼルエンジンの出現によって大きく進歩した。ガソリン船内機も急速に進化しているが、それは燃焼効率と信頼性を高める燃料噴射システムの進歩によるものだ。
35フィート以上のスポーツフィッシング・ボート(時としてスポーツフィッシャーマンとも呼ばれる)用としては、船内機がいまだに標準である。船外機用ボートの項で取り上げたハル形状は船内機用ボートでも採用されており、モディファイドVハルとディープVハルの選択をしなければならない。ただし、船内機ボートは一般に大型で幅も広く、停泊時の横揺れもあまり問題にならないので、ディープVの難点もさほど気にならないだろう。
かつて、船内機ボートはウッド製が圧倒的であった。今でも、超高価なカスタムのスポーツフィッシャーマンはウッド製である。ウッドは軽量で強度が高い素材の1つであるが、それでボートを製作するのはきわめて手工業的であり、費用がかかる。また、アルミ製ボートも存在するが、圧倒的多数はファイバーグラス製だ。
船内機ボートは、基本的にフライブリッジ型とエクスプレス型に分類される。フライブリッジ・ボートはサロンエリアの上にコックピットが設けられ、そこへは梯子や階段でアクセスする。フライブリッジ・ボートはかつて「コンバーチブル」とも呼ばれたが、それはクルーザーとフィッシングボートの両方に使えるからだ。フライブリッジ・ボートは、エクスプレスと比べて、全体的に快適性装備に富んでいる。サロンはリビングルーム、ダイニングルーム、ギャレーの役割を兼ね、その下に通常は船室が設けられている。
エクスプレス・ボートは、コックピットの前、すこし上がったところにあるブリッジデッキに操舵席が設けられている。ブリッジデッキは、フライブリッジ・ボートならサロンが設けられている場所である。エクスプレス・ボートは、キャプテンが釣り人と近く、仕掛け作り、ギャフ打ち、ランディングなどを手伝えるので、一般にフライブリッジ・ボートよりもクルーの数は少なくて良い。フライブリッジ・ボートを使って効果的に釣りをするためには少なくとも3名のクルーが必要なのに対し、エクスプレス・ボートではオーナーとアングラーだけでも可であり、もしくはオーナーがアングラーとして舵を握りながら釣りをすることすらできる。
簡単に前述したハイテク構造は、より小型の船外機用ボートでも重要性を持つが、新しい軽量素材の恩恵をもっとも受けるのは大型の船内機ボートである。ソリッドのファイバーグラス製ハルはかつての時代の基準だったが、重く、加速が悪く、速度の出ないものだった。しかし1980年代、デッキ、ハルサイド、バルクヘッド、あるいはストリンガー部のコア材として軽量素材が使われ始め、現在ではハル底部を含めてそれが標準となっている。それにより、大型ボートで何千ポンドもの軽量化になり、高速化が実現した。
さらに、高出力ディーゼルエンジンが開発されたことにより、高速化はさらに進んだ。エンジンメーカーは、新しいターボ過給器技術を使用することで、より小型のシリンダブロックからハイパワーを生み出すことができるようになっている。そしてシリンダブロックの小型化により、多くのボートビルダーが小型ボート用オプションとして船内機モデルを提供するようになってきた。大型ボートに船外機を組み合わせて使用するという現代のトレンドとは真逆のようだが、それは選択肢の多様化を物語るものだ。
エクスプレスやフライブリッジ・デザインを持った船内機用スポーツフィッシング・ボートは大型のコックピットを備えているべきだが、最近のトレンドとして、フライブリッジ・ボートにおいてサロンのスペースを確保するため、コックピットスペースが犠牲になっているものが多く、嘆かわしいことだ。ボートの装備というものは、1を足したらどこかで1を引き、帳尻を合わせなければならない。そして、シリアスなオフショア・アングラーにとって、コックピットスペースの広さはとても重要なのだ。
コックピットには、整然としたワーキングスペースが確保され、ギャフ、タグ棒、モップ、パワーコードなどを収納するストレージも必要だ。フィッシュボックスの収納力も必要で、大型の魚をランディングすることが見こまれる場合にはトランザムゲートも欲しい。どのようなサイズのボートでも、各部のへりにはパッドが入っていると良い。スポーツフィッシャーマンでは、コックピット周辺であまりフリーボードの高さを取るべきではない。体を横に出せば、水面に手が触るくらいが良いのだ。
コックピットの中央にファイティングチェアが装着されている船も多い。この特殊な椅子は、ロッドのバットを差し込むギンバルが付いており、魚とのファイティングに求められる前後動が自由にできるようになっている。チェアは台座に固定するタイプと自立式とがあるが、いずれの場合にもファイト中ロッドティップを魚に合わせて動かせるよう、 回転式であること。製品によっては、ファイト中テコとして使えるフットレストが付いているものもある。
センターラインに設置された台座に取り付けるタイプのチェアは、フットレストとトランザムの間をメイトが問題なく行来できるように位置を決めることが大事で、デッキに確実に固定すること。巨大なマーリンやツナと渡り合っている時、運の悪いことにファイティングチェアがデッキから剥がれ、落水してしまう人もいるからだ! 理想を言えば、ボルトでしっかりとキールに固定した台座に取り付けるのが良いのだが、コックピットソールの下には燃料タンクがあることも多い。その場合は、負荷を分散するために大きなバッキングプレートを取り付けておくのが良い。
ガソリンもしくはディーゼルエンジンの船内機スポーツフィッシャーは負荷に敏感なので、重量とバランス配分表に基づいてデザインされるべきだろう。小型の船内機ボート、とくにフライブリッジモデルでは、前方に重い構造物があるので、後方に荷重を配分したい。燃料タンクが後方にずらしてあるのは、そういうわけなのだ。ボートの使用時には、巡航速度での挙動がどうであるか、つねに注意を払っておきたい。バウを高く上げ、かつスターンが尻餅を付いていない状態で走るのが正常だ。満タンでもバウの上がらないボートには注意しよう。それはバウヘビーな船であり、燃料が減ってくるとハンドリングに問題が生まれてくる可能性がある。

 
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船内機/船外機モデル Inboard/Outboard models

略してI/Oとも呼ばれる船内機/船外機用ボートは、長い間存在するが、釣り用として人気が出ることはなかった。I/Oは船内機・船外機技術の組み合わせであり、船外機的ローワーユニットに、船内機的エンジン配置を組み合わせたものだ。エンジンはトランザム前方のフード下に設置されているが、多くのアングラーが邪魔だと思うようだ。
しかし、このシステムにも変化が訪れている。高出力軽量ディーゼルエンジンの出現によって多くの人がI/Oを見直しており、ビルダーはジャックシャフト技術を実験している。通常の船内機の位置にエンジンを配置し、長いドライブシャフトでドライブユニットと接続する方法だ。それにより重量が前方に移り、コックピットも広く使える。
I/Oボートは船外機、船内機専用ボートと比べ、いくつかの利点がある。まず、船外機並のパフォーマンスを実現しながら、(ディーゼルを使用した場合とくに)燃料効率が良い。エンジンの耐用年数も長い。船内機ボートに取り付けられる水中のランニングギアはまったく必要ないため、抵抗が大きく軽減され、性能が向上する。一部の人にとって、I/Oこそが船外機・船内機ボートの利点を兼ね備えたものなのだ。

 
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インショアボート Inshore boats

汎用のインショアボートは、その用途の広さでもっとも人気のあるフィッシングボートだろう。きわめて限定的な用途を持つフラットボート(スキフ)と対比する形で、インショアボートは多様な状況に対応することができる。
インショアボートは、フラットボートよりもフリーボードが高く、荒れた状況でも走行できるので、オープンウォーターを突っ切って走ることも想定される湾内、川、そして沿岸地域での使用に完璧である。ハルサイドが高いのでそのぶん重量も増しているが、ドラフトは比較的浅く抑えられ、ボトムはモディファイドVもしくはフラットである。
ほとんどのインショアボートは、センターコンソール・デザインのバリエーションである。繰り返すが、その利点は最大のフィッシングスペースとボート周り360度のアクセス、および積載力である。よくデザインされたインショアボートは、フライロッド用のロングチューブを含む多くのロッドストレージと、ドライストレージを備えている。
インショアボートは大きなフィッシュボックスは備えていないことが大半だが、大きなライブウェルを持ったものは多い。ライブウェルは通常後部に設置されるが、「ピッチベイト」用に前部にも小型のものが設置される場合もある。通り過ぎる魚の足を止めるために撒くライブベイト用である。ただし、前方のライブウェルは後方よりも揺れるため、中に入っているベイトには厳しい環境であることは覚えておこう。
ウォーキングエリア、とくにキャスティングデッキは滑らないよう加工されているべきである。キャスティングデッキは多くのボートで前後に設置されており、落水防止のためトーレイルが張ってあることもある。効果的な位置にハンドレールも欲しい。
ほとんどのボートが船外機仕様のため、船選びはスタイルやオプションを考慮して行うことになる。インショアボートは22フィート以下という定義だが、ほとんどは18-19フィートだろう。ハルにはVハルやカテドラルハルなどがある。前者は波をよく切り、後者は安定性に優れバウ幅が広く取れる。
インショアボートには、ガンウェールのへりを外側に曲げた、単一素材一体成形のロールドエッジ・スキフ・デザインのものもある。また、ハル&キャップ・デザインを採用し、別個に成形したハルとキャップを接着しネジ止めしたものもある。一体成形のロールドエッジ・デザインは軽量でコスト面に優れるが、多くの人が2ピースデザインを好むようだ。
インショアボートは単純な構造だが、あなたのニーズを細かく分析することで、ぴったりとマッチするボートスタイルが見つかることだろう。

 
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ゲームフィッシュ Gamefish

釣りの専門用語として、ゲームフィッシュとは淡水および海水魚のうち、そのファイトにより、またルアー、フライ、エサをよく追うことにより、レクリエーショナル・アングラーの対象魚となっているものを指す。魚の中には、もしハリにかかったら強烈な引きを見せるが、その生息環境、捕食習性などの理由でゲームフィッシュと認知されていないものも多い。ゲームフィッシュの大部分(すべてではない)は魚食性、肉食で、アングラーにとっては釣りやすいものである。ジャンプ力、長い疾走をする力、ルアーにアタックする激しさ、巨大なサイズなどといった特徴を備えた魚は、とくにその数が多い場合に人気のゲームフィッシュとなる傾向がある。肉食魚の多くは味も良いが、その種がゲームフィッシュとして評価されるか否かは、味とは関係がない。
多くの地方ではゲームフィッシュの定義が法律で行われており、商業漁獲やアングラーの水揚げを卸すことを禁じている。これは監督官庁の見解によるもので、地方によって大きな差がある。法律的なゲームフィッシュ定義は、保護および管理を前提とするもので、人気があって多くの人が追いかけるという事実ばかりでなく、他よりもスポーツ的な価値があり、資源として脆弱であることが条件となる。したがって、バス、ウォールアイ、トラウト類はゲームフィッシュと認定されることが多いのに対して、ナマズ類やパンフィッシュの大部分はゲームフィッシュと認定されにくいのである。

 
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スポーツアングラー換算表

ポンド(Lb)×0.45359=kg
オンス(oz)×0.02835=kg
インチ(in)×2.54=cm
フィート(ft)×0.3048=m

 
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IGFAライン・クラス・カテゴリー

1kg…2Lb
2kg…4Lb
3kg…6Lb
4kg…8Lb
6kg…12Lb
8kg…16Lb
10kg…20Lb
15kg…30Lb
24kg…50Lb
37kg…80Lb
60kg…130Lb

 
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昔の度量衡

1里(36町)=約3.927メートル
1町(60間)=約109メートル
1丈(10尺)=約3.03メートル
1間(6尺)=約181.8センチ
1尺(10寸)=約30.3センチ
1寸=約3.03センチ
1分=約3ミリ

 
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スポーツアングラーの用語集
   
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