FISHING KNOTS(9)
ソルトウォーター・スポーツアングラーのための実践ノット詳説
ラインとラインの結び方
インストラクター/石丸益利
ノーネームノット No Name Knot
ノーネーム・ノットは基本的にオルブライト・ノットと同じ部分に使われる。このノットはリーダーにラインを巻きつける作業がオルブライト・ノットよりも簡単に行なえるが、リーダーとラインの太さがあまりに違いすぎると、フィニッシュの締めがうまくいかないことがある。また、ラインを締める場合には、滑りをよくするために必ずラインを湿らせてから行なうようにする。
オルブライト・ノット Albright Knot
オルブライト・ノットは、太さや素材の異なる2本のラインを接続する際に多用されるノット。一般には、リーダーとダブルラインの接続に使用される。このノットはナイロンモノフィラメント・リーダーばかりでなく、ワイヤーリーダーにも有効である。また、キャスティングのリーダーシステムを作る際にも、このノットは有効で、リーダーとラインの接続部分があまり太くならずにすみ、ガイドの通りがよい。