FISHING KNOTS(5)
ソルトウォーター・スポーツアングラーのための実践ノット詳説
スイベルやノットとの接続
インストラクター/石丸益利
ユニノット(ダンカンループ) Uni Knot(Duncan Loop)
ユニノットもクリンチノットと同様に、とても一般的なノットであるが、結接力は特に強いわけではない。強い力がラインにかかるとノット部分が滑ってループが縮んでしまう。このノットはルアーやフックのアイに結ぶ時にループを作ったり、リールのスプールにラインを繋ぐ時などに使われる。
ノンスリップ・モノループ(ラパラノット) Nonslip Mono Loop
このノットはラインを引いてもループが縮むことがなく、しかもライン強度の100%近い結接力を得ることができる。ラインエンドをラインに巻き付ける回数はライン強度によって次のように異なる。6Lb以下は7回、8〜12Lbは5回、16〜40Lbは4回、50〜60Lbは3回、それ以上は2回。