マカジキ、クロカジキ、シロカジキ……!?
夏も終わり、各地で開催されたビルフィッシュ・トーナメントの資料やら写真やらをつらつら眺めるに、まさに“つわものどもが夢のあと…”という思いを強くする。 今年、各地のビルフィッシングは押し並べて釣果に恵まれ、この原稿を書いている時点でのタグ&リリースは69尾に及んでいる(キャッチ数は281尾)。 この、報告のあった総計350尾のカジキの96%はクロカジキである(らしい…)。 国内の、各地の主要トーナメントの開催時期や海域を考慮するまでもなく、国内のビルフィッシャーがキャッチし、報告するカジキは圧倒的にクロカジキが多い。ただ、タグ&リリースがこれだけの数になってくると、再捕された時に生じる混乱も、まま起りうる。