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Tahitian International Billfish Tournament
タヒチアン・インターナショナル・
ビルフィッシュ・トーナメント

タヒチの踊り、南緯17度のビルフィッシャー達
タヒチのハウラ・クラブ(Hauraとはカジキのこと)主催『TIBT』は、毎年2月〜3月のオフィシャル・スケジュール(フィッシング・デイは5日間)で開催される。

 
  私が取材した時はタヒチ島のタイナ・マリーナ(Taina Marina)をベースに、U.S.メインランドから8チーム、ハワイ1チーム、ニューカレドニア2チーム、日本1チーム、南ア1チーム、そして意外にも同トーナメントに初参加というフランスからの1チームを含む総計43チームが集い、5日間の釣果を競った。同トーナメント前月の2月16日には340kg、17日には437kg(963Lb!)、20日には255.5kg、21日には275kgというグッドサイズが記録されており、アングラー達の大会にかける意気込みは並々ならぬものがあった。

「……青さは傲慢なくらいである。太陽は雲一つない空から激しく照りつける。貿易風がわれわれの血の中にまで吹きこみ、誰しも知られざるものへの切望に満たされる…」
(新潮社刊『太平洋』サマセット・モーム)
 モーレア島の近海では、なんと2500ポンド(1.133kg!)を超すパシフィック・ブルー(クロカジキ)が漁師によって陸揚げされたというおぼろげな記録を語るタヒチアンもいる。同トーナメントのディレクターでもあるハウラ・クラブの会長、アルバン・エラコット自身も、かつてこの海で1243ポンドの大魚を仕留めている。ビックゲームを至極の趣味とする者にとって、この南海の島々を囲む海は魅力である。例えトーナメントの成績はどうであれ…。

 
  南緯17度のスタート・フィッシング
タヒチでは、ある漁師が1日で2尾のブルー・マ−リンを釣ったが、その重量は何と、1020kgと820kgという信じられないものであったという話がある。また、モーレア島の近海では、2500ポンド(1130kg!!)を超すパシフィック・ブルー(クロカジキ)が漁師によって陸揚げされたというおぼろげな話もある。
もちろん、タヒチは世界で最初にグランダ−が記録された海である。アルバン・エラコットが、彼の台所の大型冷蔵庫からビッグフィッシュのビルやテイルを次々と見せてくれた夜、私はタヒチの海の魅力を確信したものである。『ハウラ・クラブ(Hauraとはタヒチ語でカジキのこと)』が主催するタヒチアン・インターナショナル・ビルフィッシュ・トーナメントは、1986年に、その記念すべき第1回大会が開催された。その後、1990年を境にそれまで毎年開催されていた同トーナメントは2年に1度の大会となって今に至る。

同トーナメントはIGFAルールが採用され、80ポンド・ラインのみを使用する実にシンプルなルールである。チャーター・ボートの数はこの10年間でかなり増えたものの、スポーツ・アングラ−ズの心を満たしてくれる戦闘的な面構えをしたスキッパー達はなかなか見つからない。『ハウラ・クラブ』の面々と他のアングラ−の間にはまだかなりの意識のギャップがあることも事実であるが、それが悪い訳では決してない。ただ、多くのカジキのアタリを得ながらも、なかなかフック・アップに至らない洋上での苛立ちは、目の前の美女をただ見てるだけというやるせなさにも似た一種のストイックな気分にさせられる。

 
  タヒチの海のビッグゲームのシーズンは、2月から5月にわたる4ケ月がベストシーズンといえる。このシーズンのカジキの胃内容物は、各種ヒラアジの稚魚にイカ、カツオといったものだが、南の島のカジキの食性は周年を通してそれほどバリエーションのあるものではない。
同トーナメントはPORF(パシフィック・オーシャン・リサーチ・ファウンデーション)とリンクした積極的なリサーチ活動を行っており、当然『タグ&リリース』は主要なトレンドとなっている。このタグ&リリースを効果的に、確実に実行する一つの手だてとして、トーナメントで使用するラインを80ポンドに統一することは一つの見識である。
 
1927年、ゼーン・グレイは『メカジキとマグロの物語(Tales of Swordfish and Tuna)』を出版したが、この中で「大型のソードフィッシュは24スレッド・ライン(約72ポンド・テスト)で釣れないこともないが、ライン・ブレイクの確率が増え、ランディングもできずに魚を死なせてしまうことも多い」と述べ、「結果、使用するラインはあくまでも対象魚にふさわしい強度のものを用いるべきである」と書いている。
リリース・トーナメントが主流になりつつある今、70年以上も前のグレイの見識を再考してみるのも意味のあることだろう。
 
 
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呻く人、ニヒルの人、笑う人。
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